ステンドグラスのキャンドルホルダーの体験風景

「コタン」のステンドグラスの一日体験の様子を紹介します。
今回の生徒さんはお隣の高浜市から来てくださった親子2人組です。
ステンドグラスは初めてとのことでしたが、手作りすることがとっても大好きだそうでいろいろなお話をうかがいました。


まずはガラス選びからはじめました。
型に合わせて好きな色や形のガラスを組み合わせていくのですが、これが一番たのしくて時間がかかる所です!


デザインが決まったら、ガラスをカットします。
カットすると言っても専用のガラスカッターという道具を使いガラスにキズをつけて割るというイメージです。
「見本を見せます〜!」と言ったもののうまく割れずに焦りました・・・
生徒さんの方がお上手でした。



ガラスが全部そろったら、次は銅テープをガラスのまわりに巻いていきます。
小さなピースがたくさんあるので実はとても地味で時間がかかります。


ここでちょっと、お昼休憩。
すぐ近くの「ポカラ」というカレー屋さんに行かれたようです。
ここのカレー、おいいしいですよ。
ナンもすごく大きくてびっくりします。

さて、午後の講座がはじまりました。
おなかがいっぱいで眠い〜といいながらもさっきの銅テープの作業の続きです。
次の工程ははんだ付けです。
はんだがうまくのるように、銅テープにフラックスを塗ります。
はんだごてを使いはんだを溶かして、ガラス同志をくっつけていきます。

実は、ここで問題が発生!!!
用意していたはんだゴテの一つが温度が低くてはんだが溶けにくことが分かり、一つのはんだゴテを順番に使うことに・・・
生徒さんにはご迷惑をおかけしました。

なんとか側面4面と底面のはんだ付けも終わり、いよいよ組み立てて完成!


どうですか、ステキな作品に仕上ってますよね。
左側がお母様の作品。ところどころのある赤がポイントになっています。
なみなみ模様のガラスもキラキラしていいアクセントになっていますよね。
はんだ部分もアンティークに着色していい感じに。

右側が娘さんの。
ところどころにカラフルな黄色やピンクのガラスがはいっていて
とてもかわいい作品になりました。

今回はデザインからすべてオリジナルなのでとても時間がかかりました。
でもそこが良かったよと言っていただきました。

せっかく長い時間と手間をかけて作るものですから、自分らしいものを作ってもらいたいというという
こちらの気持ちがきちんと伝わったようでとてもうれしくなりました。


次回の体験日は、19日(金)と20日(土)です。
まだまだ募集中ですので、ぜひご参加ください。
ギャラリー「いえづと」も21日(日)までOPENしていますのでお待ちしています。

●gallery「いえづと」・・・・・・〒447-0027 愛知県碧南市照光町2-65 ホライズン201